( *H*)y-~~理念大戦
( *H*)y-~~kimuraお兄さんは毎度ながら金欠で困っている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?なんか、あまり調子も良くないので軽いネタで済ませたいと思っていたのに、取り上げないわけにもいかない韓国政治・学会を巻き込んだ論争ネタが出てきたので取り上げてみる。
さてさて、以前から少し書いてきたけど、韓国では「進歩的」な現政権や言説に対抗する意味でニューライトにスポットライトが当てられているということがあったのだけれども、大統領選の前哨戦のような形で韓国論壇に於ける論争が熱を帯びてきた。
今回の口火を切った形になったのは白楽晴ソウル大名誉教授。
原文
http://www.hani.co.kr/arti/culture/religion/172621.html
翻訳
http://j2k.naver.com/j2k.php/japan/http://www.hani.co.kr/arti/culture/religion/172621.html(ハンギョレ11月17日)
白楽晴 教授 “先進社会では 争って見ましょう” 実名批判
国内 進歩学界の 座長格である 白楽晴 ソウル大 名誉教授が 進歩・保守を 包括した 学界 中堅・元老たちを 実名で 批判した. 百 教授は 季刊 < 創作科批評> 冬号に 実は 論文 ‘ナムナムガルドングで 韓半島 先進社会で’で 朴世逸 ソウル大 教授・眼病職 ソウル大 名誉教授・異人号 明智大 碩座教授・孫ホチョル 西江大 教授 などの 主張を 一つ一つ 取り上げて 正面から 駁した. 去る 5 月 出刊された 著書 < 一クラス図式 統一, 現在進行形> で 崔チャンジブ 高麗大 教授を 直接 批判した ところ 引き継いで 今度に 再び 一軍の 学者たちを 実名を 入って 問題視した のは 百 教授の 控え目な 言行に 照らして見れば 異例的だ. 韓国社会を 取り囲んだ 学問的 懸案に 実名批判の メスを 突き付けることで 論議を 活性化して見ようとする 意志が 読ませる.
安秉直、朴世逸といったニューライト系の知識人を名指しで批判したとのこと。…kimuraお兄さん的には批判されっぱなしだった左派知識人がようやく反撃の狼煙を上げたというように見える。
ちなみに安秉直ソウル大学名誉教授は過去にも何度か取り上げたが、「日帝統治下で近代化が成り立った」という植民地近代化論など、日本人から見ても理解できる主張をしている人で、朴世逸教授も韓国人とは思えない正論を書いていたりする人物である。
白楽晴教授に対して、安秉直教授の反論があった。
原文
http://www.chosun.com/culture/news/200611/200611260392.html
翻訳
http://j2k.naver.com/j2k.php/japan/http://www.chosun.com/culture/news/200611/200611260392.html(朝鮮日報11月26日)
“分断はあるが ‘白楽晴式分断体制’はない”
左・右‘理念戦争’の序開き… 眼病職教授が白楽晴教授実名批判
‘南体制+北体制+世界体制’ 合が分断体制は成立出来なくて
ある路線が来年デグォンザブヌかに大韓民国運命走ったニューライト財団理事長である眼病職(安秉直) ソウル大名誉教授が白楽晴(白楽晴) ソウル大名誉教授の ‘分断体制では’を正面から批判して出た. 中教授は 27日発刊される季刊誌 ‘時代精神’ 冬号に寄稿文 ‘虚構としての分断体制’を発表する予定だ.
中略
中教授は “これからは私たち二人がお互いにぶつからざるを得なくて, 決判を出さなければならない時”と言った. ある路線を歩く方が来年大権(大権)を取るのかに大韓民国の運命がかかっているというのだ. 彼は “これは決して人身攻撃ではなくお互いを尊重する二人の学者がそれぞれ ‘先進化勢力’と ‘統一勢力’を代弁してする思想戦(思想戦)”と説明した.
…kimuraお兄さん的に両者の立場を整理すると、白楽晴教授はいわゆる「左派民族主義」という、現政権に近い路線の人で、安秉直教授はニューライトの旗手であり、自由主義的な傾向を持ち、「分配・結果平等」よりも「自由・競争」を支持する保守的な立場で、民族の問題に関しても「大韓民国の国民」という近代国家的アイデンティティを主張し脱民族主義的傾向を持っている。…次期大統領選には韓国の命運がかかっているという意見で真っ向から論争を受けて立つかまえのようである。
この韓国知識人社会の大論争に関して、朝鮮日報でまとまった記事が出たので紹介してみる。
【「理念大戦」の様相を帯びる韓国の知識人社会】(朝鮮日報11月27日)
(韓国版)
こちらは日本語版でもあるので多くは引用しないけど、韓国では従来から「保守」と進歩」の両陣営が論争を繰り広げていたが、近年それに加えて「民族統一」問題や対北政策の絡みから民族主義への批判も有り「民族主義」と「脱民族」という対立軸も生まれたということであるらしい。
ま、単なる理念闘争ではなく、対北政策や韓国の国内政策などとも結びつき、次期韓国大統領選にも大きな影響を与えると見られているし、また、韓国では学問の世界と政治の距離が日本よりはるかに近いこともある。
では、長々と書いてきたけど、kimuraお兄さん的に一行で要約。
( ´H`)y-~~所詮、党争
←良かったと思ったらクリックしてね!
( *H*)y-~~kimuraお兄さん的なツボをもう一つ。「右派民族主義」の代表として上げられている愼鏞廈氏であるが、竹島問題や「日帝の収奪」論などで日本人にもおなじみの毒電波主張を繰り広げてきた人物である。…ニューライトに関しても、「日本の右翼と同じ主張だ」などと批判しているのだとか。…でも、本当に右派なのかなぁ
takeshima dokdo dokto tokdo tokto(竹島(takeshima)プロジェクト参加中)