( ´H`)y-~~朝鮮日報の無い美しい世の中【韓国時事】
( ´H`)y-~~さて、昨日もちょっと書いたけど、なるべく他のメディアも見るようにはしてるのだけれど、kimuraお兄さんは朝鮮日報からネタを引っ張ってくることが多い。理由としては、以前にも書いたけど、韓国大手新聞3紙のなかでは記事の質も高くてオピニオンも「清々しいまでの右翼」とブレが無いことがある。というか、中央はいまいち記事に切れがないし、東亜は飛ばし記事がけっこう多いのであまり信用してない。
朝鮮日報の場合は極めて右よりで徹底的に反盧武鉉であり、実は日本関連の記事でも「日本をダシにして盧武鉉を批判している」記事がけっこう多い。
あと、日本関係のニュースだと、連合ニュース配信だったりして、どのメディアもあまり変わらないというのもある。
ただ、この朝鮮日報、「保守勢力に与する言論権力」として、以前から進歩的韓国人には嫌われてきたメディアであり、韓国内ではとても批判の多い新聞でもある。
【公取委、朝鮮日報に課徴金2500万円】(朝鮮日報3月13日)
そのことを踏まえて、この記事を読むと、朝鮮日報側は「現政権が進歩的性格が強くて、保守系メディアを目の敵にしている」ということが言いたいのだと分かるかと思う。
保守右翼新聞朝鮮日報によれば、であるが、盧武鉉政権下ではこれまでも
【どんな手を使ってでも憎い新聞を抑え込むつもりか】(朝鮮日報2004年12月1日)
と、現政権に批判的な保守系メディアをターゲットにしたとされる政策を推し進め、一方では
【韓国政府、経営難の新聞12社に公的資金投入検討】(朝鮮日報2006年8月9日)
ハンギョレやオーマイニュースなどの自分を支持するメディアを優遇しようとしてきた。
以前に紹介して貰った「韓国のデジタル・デモクラシー」(集英社新書:玄武岩)という本は、進歩側に立った著者によって書かれた韓国メディアの状況に関する本ある。保守系の「言論権力」である「朝中東」に対抗して生まれてきたハンギョレやオーマイニュースといったインターネットメディアを肯定的に評価し、その動きから盧武鉉政権も生まれてきたのだという背景も書かれているが、盧武鉉政権の支持が急落し、進歩派のメッキが落ちてきた現在では何とも皮肉な内容になっているように思う。
むろん、上記は朝鮮日報の側に立った見方ではあるのだが、ハンギョレやオーマイニュースなどを読んでみても、納得できる内容の反論も無いし、また、「盧武鉉政権が実際にやっていること」を見る限りにおいては、説得力のある主張ではないかと思う。
( ´H`)y-~~というか、「アンチ朝鮮」ってネガティブキャンペーンなわけで、単に相手の揚げ足取るだけで、それに変わるビジョンを提供できなければ、長続きしないよね。日本の左翼もそうだったけど。(最近では左翼に批判的なサイドの言説にも一部、そういうのが有るような気がするのが気がかり)
takeshima dokdo dokto tokdo tokto(竹島(takeshima)プロジェクト参加中)