( ´H`)y-~~李栄薫教授、反日小説を批判する【韓国文化:時事】
( ´H`)y-~~さて、ソウル大学の李栄薫先生である。落星台経済研究所である。ニューライトである。
この人が韓国人とは思えない、真っ当なことを言うたびに、2ちゃんなどでは「無茶しやがって」とか「逃げてーーー」というコメントがつくわけだが、どっこい生きてたわけだ。
原文
http://www.yonhapnews.co.kr/culture/2007/05/28/0906000000AKR20070528137000005.HTML
翻訳
http://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/www.yonhapnews.co.kr/culture/2007/05/28/0906000000AKR20070528137000005.HTML(連合ニュース5月28日)
'アリラン'は狂気じみた憎悪の歴史小説
(ソウル=聨合ニュース)「日帝下植民時期は収奪と虐殺でいっぱいになり、怒りと憎悪だけで説明できるような時代ではなかった。受難と侮蔑の時代だったが、新しい学習と成就の時代でもあった。植民地期の民族史的ないし世界史的意義を全体的に理解するためには、このような均衡の取れた視点が必要だ。私はこれから、誰か新しい歴史小説家が出て植民地期の収奪と開発を象徴する金堤(キムジェ)と群山(クンサン)の歴史を省察した歴史小説をまた書いてくれることを待ちこがれてやまない。」
韓国経済史専攻であるソウル大、李栄薫(イ・ヨンフン,55)教授が'太白山脈'と共に小説家、趙廷来(チョ・ヂョンネ)さんの歴史大河小説を代表する両大軸にあげられる「アリラン」全12冊(1990-94)を「史学テキスト」として分析した結果、歴史小説としての資格と内容量のどちらも未達という結論を降した次に言った言葉だ。
中略
李教授は1904年、露日戦争以後1945年解放時まで日帝植民治下で朝鮮民衆が経験した苦難と受難の歴史を扱った'アリラン'を「一種の狂気、虐殺の狂気と逆の意味の狂気」でいっぱいになった小説だと総評した。
一番重要な根拠として、小説が提示した年代記的史実さえ大部分が全然史実とはへだたった点をあげながら「私はいち小説家がこのようなおびただしい虚構の史実を、さも堂々と歴史的史実として叫ぶことができるという事実が、不思議でしょうがない」と皮肉った。
中略
進んで'アリラン'はあちこちで平和だった金堤平野が露日戦争以後も、なし崩しに日本人地主の手に入って行ったと描いたことは勿論、それ以前に実際、全羅北道観察使に在職した李完用(イ・ワンヨン)が金堤晩境平野を日本に売り込んだと言ったが、これは歴史操作だと李教授は付け加えた。
李教授によれば、金堤晩境平野は19世紀までに版図受理施設が全くない葦が生えた荒れ地だっただけで、ここが穀倉地として開発され始めたことは1910年以後になる。この平野を日本人に奪われたのではなく、これを穀倉地帯に開発したにはむしろ日本人たちになる。
(訳文は2ちゃんねるのものを使用)
( ´H`)y-~~要は李栄薫教授、今回は趙廷来氏の歴史小説「アリラン」が史実とかけ離れてると指摘したらしい。というか「「一種の狂気、虐殺の狂気と逆の意味の狂気」でいっぱいになった小説」って、そういう反日小説って韓国じゃデフォのような気もしないではないが。(笑)
さて、ポータルサイト掲示板でも話題になっていたけど、引用しにくかったので、引用しやすい朝鮮日報関連記事のコメント欄から。「また」なんだけど、傾向は大きく変わらないので許せ、みたいな。
• 震災号 (chin)
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日本の東アジア侵略社歴史歪曲が深くなっている時点にソウル大教授と言う(のは)者が日本側主張をそのまま移したような文を発表する底意が疑わしい主張どおりチョ・廷来さんが小説で誇張されるとか歪曲された部分がイッダソンチョも小説に過ぎないが日本は幼い学生たちに歪曲された歴史を教える教科書があるという事実をモルンダン言葉なのか韓国最高の知識人が現実認識が足りないのか親日残在あいさつなのか (05/28/2007 21:59:51)
やはり、多いのは上記のような
<♯`Д´>この親日派!
という意見。
しかしながら、一部にはこういう意見もある。
• 張住院 (orator)
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これからは近現代史も客観的な資料と視覚を持って分析した研究結果を出さなければならない.イ・ヨンフン教授の主張に同意する. (05/28/2007 21:43:26)• 李東軒 (micro777)
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日帝強制占領期間に一人たちが行ったこと中には確かに私たち国土に対する開発作業もあった. 穀倉地帯を造成したことだけではなく鉄路を敷いて飛行場を建設して工場を作って等々...その目的が私たち国土資源をザギモッどおり利用しようとするのではあったが, 解放の後私たちに重要な資本になったことは事実ではないか? 事実を買い次第に記録しなくてはならないゾングレだ... (05/28/2007 21:27:13)
( ´H`)y-~~2ちゃんねるとかを見ていて思ったけど、「韓国でもニューライト(の落星台系)には、かなりまともなことを言う学者もいる」という事実は、まだまだ浸透していないらしい。
「韓国に対する幻想を持たれても迷惑だから敢えて知らせなくても良い」という意見もあるけど、だからこそ、韓国の一部にはこういう意見もあるという事実を含めて知っておく必要があるのではないかとも思う。…ぶっちゃけ、嫌韓系の言説の中にも怪しいモノはあるわけで、足元をすくわれたり、また、知らない状態で急に日本のマスコミが「韓国はまとも」とかキャンペーン始められたときに、韓国に対する幻想が広がる恐れもあるわけだし。
kimuraお兄さん的には、「自由と民主主義、基本的人権、法の支配という価値観を重視し、かつ、この価値観を共有できる国との関係を深めていくことがわが国にとっての利益に繋がる」と考えてるので、一部の知識人だけではなく、韓国が全体的に上記の価値観を共有できる国家・国民であるか否かという部分を見極めることが重要なのではないかと思ったりする今日この頃である。
( ´H`)y-~~ま、親日派財産没収とかを遡及法でやっちゃうような国が「法の支配」という近代的価値観を理解しているかどうかと言うのは些か疑問ではあるわけだが。