( ´H`)y-~~竜馬がゆく【韓国文化:鮮于鉦】
( ´H`)y-~~さて、竜馬ファンの方には申し訳ないが、kimuraお兄さんは坂本竜馬って「偉いとは思うけど、世間で言われてるほどかぁ?」と思っていたりする。
夭折したこととか、明治になってから維新のことを語る上で便利だったせいで神話化された部分もあるというか、ぶっちゃけ勝海舟あたりが怪しいと踏んでいたりするボクだよ。
それはそうとして、今日のネタは鮮于鉦のコラムから。
【【コラム】もし韓国に坂本竜馬がいたなら(上)】(朝鮮日報11月13日)
【【コラム】もし韓国に坂本竜馬がいたなら(下)】(朝鮮日報11月13日)
>坂本龍馬の最大の業績は、薩摩と長州による「薩長同盟」を仲介し、権力移譲である「大政奉還」に寄与したことだ。そうした意味で、竜馬は「戦争の英雄」ではなく、「仕掛け人」といった存在だ。それも特定の事件などではなく、歴史や思想の流れに対する仕掛け人と言える。
>日本の歴史を紐解いてみると、業績の評価の良し悪しや歴史の表舞台に名前を残したかどうかは別としても、日本には数多くの「仕掛け人」が存在していたことが分かる。
>最近、「韓国にも坂本竜馬のような人物がいたなら…」と思わされることが多い。韓国には英雄を目指す人は多いが、日本における坂本龍馬のような役回りを買って出る人物がいない。これは今に始まった話ではない。歴史の転換期に、「大胆な仕掛け人」として命を賭けて大きなうねりを作り出そうという「韓国版・坂本龍馬」の登場を期待することは無理なのだろうか。記者には19世紀末以降、韓国と日本が対照的な道を辿った原因もこんなところにあったのではないかと思われて仕方がない。
( ´H`)y-~~2ちゃんねるや翻訳掲示板とかだと、「いても親日派扱いして潰しちゃった」という意見もあるけど、開化期のこうした「親日派」にしても、半島の場合、どうもDQN臭い人物であったりすることもあるし、それに「英雄」ったって、かき集めて安重根とか金九みたいなテロリストや薬屋殺しだったりするわけで、根本的に人材が不足していたんだろうなと思う。
そういう意味で、派手な「英雄(?)」ではなくて、縁の下の力持ちのような人物が韓国では出ないのは何故かと考える鮮于鉦は鋭いんじゃないか、と、ボクはわりと好意的に見たい。
トインビーとかは歴史の転換点に現れる「創造的少数者」という言い方をするが、明治期の日本の場合、もしこの概念をあてはめれば「少数」ったって、けっこう多数の「少数者」だったんじゃないかと思える場合があったりするけど、半島の場合はやはり歴史的変化に対応する素地そのものが無かったんだろうなぁ。
…で、「現在」に関しても鮮于鉦は考えてたりするわけだけど、21世紀の現在でも、そういう人材はあまり韓国には居ないのかも知れない。
( ´H`)y-~~たぶん、鮮于鉦記者の場合、こういう事情もあって「竜馬がゆく」を取り上げたりしたんじゃないかなぁと思う。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122014794
もしかしたら個人的な面識もあったんじゃ無いかなぁ?