( ´H`)y-~~ハンプリ【備忘:文化】
( ´H`)y-~~さて、何か相変わらずこうkimuraお兄さん的にぐっとくるキムチネタも無いんで、今日は国内メディアから。
【【正論】筑波大学大学院教授 古田博司】(産経新聞8月20日)
>言いにくいことだが、北朝鮮による日本人拉致と韓国による竹島実効支配は、人間と領土という違いこそあれ、じつは朝鮮民族の日本に対する意識の地平においては同じものである。それは、日本の主権を侵して奪い去ってやったという彼らの「復讐(ふくしゅう)のカタルシス」に由来するものであり、過去の被植民地化という恥辱から生ずる、ストレスやコンプレックスの解消の素材であり続けていると言わねばならない。
( ´H`)y-~~「復讐(ふくしゅう)のカタルシス」というと、おどろおどろしく聞こえるが、これは日本には「恨」という概念が存在しないのでこうなるのだと思う。韓国的に言えばこれは「ハンプリ(恨解き)」ではないだろうか。
記事は続けてこう述べている。
>それは彼らが何故(なぜ)これほどまでに自らの歴史を正しいものとしたがるのかという根本の動機である。管見ではそれは、「儒教道徳上、失敗した先祖を非難することができない」という伝統的で圧倒的なプレッシャーによるのだと思われるのである。そのカタルシスのためには、たとえ植民地化されるという「失政」を犯そうと、自らの先祖は絶対に正しいことをしたと言わなければならない。
( ´H`)y-~~以前にも紹介したが古田先生によると「恨」とは
「伝統的規範からみて責任を他者に押し付けられない状況のもとで、階序型秩序で下位に置かれた不満の蓄積とその解消願望」
であり、「日帝の支配を受けた」という事実と先祖を非難できないという葛藤が「恨」を生み出し、しかもこの歴史認識問題を合理的に解決する方法は彼らの伝統的な価値観の中には存在しないのである。
韓国の内部でなら、ウリナラにとって「正しい」歴史を主張できるのだが、ウリナラで完結しない問題…つまり、多くは日本が関連する問題の場合はそうはいかない。
日本は「史実」や「合理主義」「法」「根拠」などという価値観を前面に立てて「ウリナラにとって正しい歴史」を受け入れようとしないのである。だから、彼らの伝統的価値観に従う限り、日本は未来永劫非難の対象であり続けるしかない。
記事はこう結ばれている。
>敢(あ)えて厳しい見方をすれば、拉致問題も、竹島問題も、歴史教科書問題も彼らの卑小なるカタルシスが根にある。ゆえに、すべての解決は彼らの謙虚さと自省から始まるのであり、そのような作業は少数だが心ある韓国人の間から、すでに曙光(しょこう)のように輝き始めているものと私は見ている。
( ´H`)y-~~たしかにニューライト系の一部などに、合理的な価値観を受け入れようとするグループはある。しかしながら、私がここ数年間韓国人を見てきた経験則から言うと、韓国人の伝統的価値観すなわちウリナラファンタジーワールドの掟の拘束力はものすごく強い。…だから、彼らが伝統的価値観から脱皮して、合理的で国際秩序とも矛盾しない価値観を受け入れるようになるという希望はあまり大きな物では無いかも知れない。
( ´H`)y-~~この記事、韓国人的には痛いはずなんだよね。反応があるかも。