( ´H`)y-~~危ない鮮于鉦【韓国時事:鮮于鉦】
( ´H`)y-~~さて。たぶん色んなところが取り上げるネタだと思うので、ボクは簡単に。
>韓国なら軍法会議にかけられているだろう。日本は名目上、軍隊がないから軍法もない。せいぜい、普通の会社員のように懲戒解雇処分を受ける程度だ。ところが、懲戒処分が複雑だという理由から、日本政府は退職金6000万円を渡し、田母神氏を定年退官させた。
>現行の憲法は統帥権の「シビリアン・コントロール(文民統制)」をうたっている。にもかかわらず、何を理由に首相は手にしている権限さえ投げ出すのだろうか。
>記者(鮮于鉦〈ソンウ・ジョン〉)は平和主義を理念の土台とした戦後の日本は、戦前とは違うと信じていた。日本に好感を持つ人々の多くが、同じ思いを持っているはずだ。だが、もはや信じられない。田母神氏の幼稚な主張のためではない。現代版の「軍部の暴走」に対する日本政府の対応が、1930年代と本質的に違わないということを、この目で見てしまったからだ。
>記者が日本の首相なら、子供たちの未来のために田母神氏を懲戒免職にしただろう。
( ´H`)y-~~結構つっこみどころだらけのコラムではあるのだが、ボクは出来るだけ簡単に。
最近、ネットで大きな話題となっている田母神論文関係ではあるがkimuraお兄さん的に、内容・思想は全く別として、行為自体は麻生首相も言われたとおり、「幕僚長というしかるべき立場にいる人の発言としては不適切」と言うことにつきるのではないかと思う。
思想信条はあくまで自由ではあるが、公務員という立場もあり、ここで問題になるのは内規違反であるわけで。
【正面衝突避けた防衛省 田母神氏は懲戒処分なら争う構え】(朝日新聞11月8日)
>頭を抱えたのは防衛省だった。官房長への文書での届け出なしに論文を発表したことは防衛省の内規違反に問われるが、空自トップによる政府見解を否定する言動が「懲戒免職」に相当するかは前例がない。ある政府高官は「(減給より軽い)戒告が精いっぱいでは」と見ていた。
>田母神氏は辞表提出を求めた防衛省側に「論文内容は誤っていない」と主張。懲戒手続きに入った場合は争う構えを示したことも混乱に拍車をかけた。処分内容の妥当性を問う審理手続きに入ると、決着がつくまで通常10カ月以上かかるためだ。
( ´H`)y-~~内規違反の処分だと懲戒免職になるほどのことは無かったようだし、あくまで懲戒にこだわっても、実質的に懲戒の意味をなさない状況だったようで、そう考えると防衛省の「定年延長を認めず退職扱い」も、そう不当な処分であったとボクには思えないの。
だいたい、文民統制とか言ってるけど、鮮于鉦はじゃあどういう法に基づいて懲戒免職にしろと言うのかしら?
要するに「軍靴の跫音」とかいう使い古された感情論で法を曲げて、懲戒免職にしろという人治主義にしか聞こえないのよね。
( ´H`)y-~~ボクは論文の内容や主張、水準については触れないけどさ、なんか一部マスコミの動きを見てると、これに乗じてある種の思想を「統制」しようとしているような気がしないでも無いわけで。