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( ´H`)y-~~ボクのパパの話(8)

( ´H`)y-~~今回もまた「ボクのパパの話」と言いながらも「ボクのママの話(2)」を。

ママに関しては今回見てみた記録の中には数カ所しかイベントがないし、調べれば家の中には記録が残っているはずだけど、あくまで基本的にはパパの話だし、それに、今、調べるのはやっぱりボク的につらいので出来るだけ簡単に。というか、ここから先は基本的につらい話になってくるし、更新も滞りがちになると思うの。

と、いうわけで今回はパパに関わるママの記録から出生・入籍につづく出来事につながってくる話を。

まあ、結婚後は特に変わったところもない、ごく普通の夫婦として、また、家族として生活してきたわけだ。
ただ、1976年の台風17号のときに水害で家が流されたりとかした関係でとても貧乏だった。このときパパの蔵書も大部分水につかってダメになったが、学習百科大事典とか一部の蔵書は無理矢理レスキューした。その中の一冊に「断絶の時代」(ピーター・F・ドラッカー)があった。

でもボクが中学校の頃までは概ね平和だったけど、その頃からパパが胆石の手術をしたり、と健康上の不安が出てくる。やっぱ年を取るといろんな事があるよね。

高校2年の頃、ママが入院。病名は確かその当時子宮癌と言われたと思う。手術で子宮全摘。後の治療も含めて1年ほど入院生活が続く。ママも大変だったけどパパも大変だったと思う。その頃、家でごはんを作る人が居なくて仕出しの弁当を頼んだり、ボクは昼食代に500円もらってしのいだりしていた…が、ボクはその500円を文庫本を買ったりするのに使ったので、当時、今と同じ身長で今より数十キロ痩せていた。

やがてママが退院。神経を取ったので排便が自然に出来ずずっと下剤のお世話になることになったけど、パートにでたり普通に家事をやったりする程度に無事回復。以後、ボクが成人してなんとか仕事し始めるまで毎年岡山に小旅行がてらパパと仲良く検診に行きながらも普通の生活をしていた。

ママと同じような病気の人のブログとか見てみたけど、医学が進んだ現在でもやはりたいへんで、そのとき、「変な同情心はためにならない」みたいな文もみかけたけど、「同情」は辞書的な意味では【他人の感情、特に苦悩・不幸などをその身になって共に感じること(広辞苑)】とあり、慣用的に単に相手を可哀想に思うような使われ方とは違う意味になる…ボクのパパは決して完璧なパパじゃなかったけど、つらい時、苦しいときにともに笑ったり悲しんだりしてくれる人ではあった…たぶん、ママにはとても助けになったんじゃないかと思う。

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